会社名 |
上海嘉麟杰紡織科技有限公司 |
所在地 |
本社・工場
上海市金山区亭林鎮亭楓公路1918号
上海事務所
上海市長寧区虹橋路1438号古北国際財富中心二期303号
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設立 |
2003年3月10日 |
事業内容 |
丸編み生地から製品までの一貫工場
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資本金 |
662万人民元 |
株主 |
上海嘉麟杰紡織品股份有限公司 |
代表者 |
総経理 楊 世濱(Yang Shibin) |
従業員数 |
634名 |
各種ミシン |
900台 |
乾燥機 |
2台 |
編み機 |
102台 |
テンター |
7台 |
染色機(高温高圧液流タイプ) |
45台 |
連続蒸絨機 |
1台 |
染色機(高温高圧空気流タイプ) |
2台 |
起毛機/シャーリング機/コーミング機 |
42台 |
リラクサー |
1台 |
タンブラー乾燥 |
20台 |
開反機 |
2台 |
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80年代より急激に発展した中国の製造産業は生活を大きく繁栄し、未だ、右肩上がりに経済成長を続けています。
しかし同時に環境保護の分野に関しては残念ながら深刻な問題が現存しており、近年保護団体、政府、メディアを通して環境保護の訴えが広がっています。
SCTではいち早くこの問題に注目し、国際機関 【ISO14001】を設置し、生産体制のプロセスの中に取り入れ、地球環境保全に積極的に取り組む体制を整えました。
1.生産時の環境負荷物質(CO2排出含む)の削減、または適正管理
2.使用エネルギーを無駄なく回収し、再利用、ゼロエミッションの継続
3.環境情報の開示と環境コミュニケーションの充実
地球環境問題という大きな課題に向けて私たちができるECO活動から取り組んでいます。
緑地化運動
環境問題に取り組む上で、地球の温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊など、日常生活の中では見えにくい環境問題、まずは工場周辺から内部に渡り、グリーンを植え、緑に囲まれて生活することで身近な緑地化を視覚的に感じることから始めました。
工場周囲の緑地面積
敷地外:23.600㎡ 敷地内:15.800㎡
生産プロセスに伴う環境負荷を低減するため、具体的な目標を設定し取り組んでおります。
21世紀型最新ボイラーシステム投入
2008年、交通大学との共同開発により環境を考えた新しいボイラーシステムを採用。このボイラーシステムは金山区環境局の優秀モデルケースとして採用され、金山区との共同研究を続けています。
・石炭の燃焼率をUPさせ、半年で5%の石炭節約
・高温蒸気の余熱はそのまま排出せず、工場内食堂の料理用に再利用。
・燃焼により発生する排出ガスに含まれる固体の粒子状物質(煤塵)を大気に放出される前に取り除くことに成功。
・燃焼後の石炭から発生する環境に有害なSO2に石灰CaO、液体ナトリウムNaを加え、
攪拌し、環境に負荷のかからない不溶性CaSO3/CaSO4に編成させ廃棄。
これらの処理後の廃棄物質はレンガの原料となり、近隣の工場に運ばれてリサイクルされます。
熱交換機の廃熱回収装置
株)日阪製作所の協力により、プレート式熱交換器(PHE)を高温廃水の再利用に設置。
・エネルギーの有効利用
・燃料費の大幅節約
環境問題の中でも中国では水質汚染が特に深刻化しており、上海市では「最優先事項」として水質改善に取り組むようになりました。
・最新汚水処理設備システムを採用し、工場から排出される汚水を浄化処理して排水。
・浄化処理した排水を更に再利用する計画を考案中。
・浄化処理済み排水→オゾン殺菌→反浸透膜でろ過→工場内で使用する全工業水に使用
(純度は飲料としても可能のレベルとする)
実践することで直接的に環境保護につながる活動に取り組んでおります。
一括管理システムの導入
会社の基幹システムであるERPと染色部分を統括する群管理システムが連動、原糸から製品出荷までの生産プロセスを省略化し、生産全体を一括管理しております。
商品のバーコード管理
商品のバーコード内容ををコンピューターにインプットし、製品情報を登録し、出荷後のお客様からのお問い合わせにすばやく対応。同時に手書き資料やプリントアウト作業の省略により、紙の大部分の節約に役立っております。
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